このオフ、レイカーズはチーム史の中でも大掛かりな再編に動いた。
新たなチームの中心となるのはルカ・ドンチッチ。彼を軸にどのような連携を構築できるかが問われるシーズンとなり、若手と新戦力の融合が勝敗を左右するポイントになりそうだ。
マット・バーンズの発言なども話題となっているが、最も重要なのは新しいロスターをどのような戦術に落とし込み、実戦の中で機能させていくかだ。
新生レイカーズはドンチッチ中心のチームへ
オフシーズンのレイカーズは、ドンチッチの能力を最大限に引き出すためのロスター作りを進めた。
レブロン・ジェームズの離脱後、ウォーカー・ケスラーをサイン・アンド・トレードで獲得し、4年1億3,000万ドルの契約を締結。インサイドを支えるビッグマンを確保した。
さらにオースティン・リーブスとは4年1億8,500万ドルで契約を更新。
グライムズ、マムケラシュビリ、セクストン、ウィリアムズ、サイブルといったロールプレイヤーも補強し、ドンチッチを中心とした新しいチーム作りを進めている。
チームの方向性は明確だ。
ドンチッチがボールを持つことでディフェンスを引きつけ、その周囲にシューターやフィニッシャーを配置する。ドンチッチのプレーメイク能力を最大限に活用できるロスターを構築しようとしている。
ただし、最終的な評価を決めるのはシーズンでの結果だ。
レブロン離脱後の最初のシーズン。新生レイカーズがどこまで機能するのか、大きな注目が集まる。
新生レイカーズの4つのポイント
ドンチッチ中心のオフェンス設計
最大のポイントは、やはりドンチッチを中心としたオフェンスだ。
優れた得点力だけでなく、広い視野と高いパス能力を持つドンチッチは、自ら得点しながら味方のシュートチャンスも作り出せる。
ピック&ロールだけでなく、周囲のオフボールムーブを増やすことで、さらに多彩なオフェンスを展開できるだろう。
相手ディフェンスを引きつけながら試合のリズムを作ることが、ドンチッチに求められる最大の役割になる。
ビッグマン補強の意味
ウォーカー・ケスラーの加入も非常に大きい。
ケスラーにはリムプロテクションとリバウンドでの貢献が期待される。
ドンチッチのようなボールハンドラーと、リング周辺でフィニッシュできるビッグマンとの相性は非常に良い。
さらに守備ではゴール下を守る役割を担うことで、チーム全体のディフェンスを安定させる効果も期待できる。
ドンチッチの能力を最大化するための重要なピースと言えるだろう。
ロールプレイヤーの充実
グライムズ、マムケラシュビリ、セクストン、ウィリアムズ、サイブルなど、複数のロールプレイヤーを加えたこともポイントだ。
得点力を持つ選手、ディフェンスを得意とする選手、アウトサイドシュートを狙える選手など、それぞれ異なる特徴を持つ選手を揃えた。
ドンチッチへの依存度を下げながら、相手チームによってラインナップを変えられることも大きな強みになる。
新チームならではの課題
一方、新しいロスターが完成したからといって、すぐにチームが機能するとは限らない。
ドンチッチを中心としたオフェンスに各選手が適応し、それぞれの役割を理解するまでには時間が必要になる可能性がある。
特にオフェンスだけでなく、チームディフェンスをどこまで早く構築できるかが重要だ。
シーズン序盤は試行錯誤が続くかもしれないが、試合を重ねながら連携を高められるかがポイントになる。
レイカーズ視点で考える理想の戦い方
理想となるのは、ドンチッチを中心とした柔軟性の高いオフェンスだ。
ドンチッチの最大の武器は、自分で得点できるだけでなく、ディフェンスの動きを読みながら味方へパスを供給できること。
そこにリーブスの得点力を組み合わせることで、相手はドンチッチだけを警戒することが難しくなる。
さらにサイブルのような守備力の高い選手を起用することで、オフェンスとディフェンスのバランスを取ることもできる。
インサイドではケスラーがリムプロテクターとしてゴール下を守る。
そして周囲のシューターがアウトサイドシュートを決められるようになれば、相手ディフェンスはペイントエリアを固めることが難しくなる。
ドンチッチにとって非常にプレーしやすい環境が生まれるだろう。
一方で、新加入選手の適応やそれぞれの役割を明確にするまでには時間が必要になる可能性もある。
若手とベテラン、新加入選手の役割分担をどのように定着させるか。
これが今季のレイカーズにとって大きなテーマになりそうだ。
コアメンバーが噛み合えば、プレーオフ進出だけでなく、その先を狙えるチームになる可能性もある。
今季の注目選手
ルカ・ドンチッチ
新生レイカーズの中心となる存在。
卓越した得点能力とプレーメイク能力を持ち、試合のテンポそのものをコントロールできる。
ドンチッチ自身の得点はもちろん、周囲のシューターやビッグマンをどこまで活かせるかが今季最大の注目ポイントだ。
ウォーカー・ケスラー
ゴール下の守護神として期待されるビッグマン。
リムプロテクションとディフェンスリバウンドの安定感が、レイカーズの守備力を大きく左右する。
オフェンスではドンチッチとのピック&ロールから、リング周辺で得点する役割にも期待したい。
オースティン・リーブス
新生レイカーズでも重要な得点源となる選手。
ドンチッチにディフェンスが集中した場面で、自ら得点できる能力は大きな武器となる。
特に試合終盤のクラッチタイムで、ドンチッチとともに得点を生み出せる存在になれば、レイカーズのオフェンスはさらに強力になるだろう。
まとめ
今季のレイカーズは、ドンチッチを軸とした新時代の第一歩を踏み出す。
ロスター補強と若手選手の成長がうまく噛み合えば、オフェンスの多様性とディフェンスの安定感を同時に向上させることができる。
特にドンチッチとケスラーの連携、そしてリーブスとの役割分担は今季の大きな見どころだ。
もちろん、新加入選手が多いだけにチームとして完成するまで時間がかかる可能性もある。
それでもドンチッチを中心とした明確なチーム作りが進んでいることは、レイカーズファンにとって大きな期待材料だ。
新時代のレイカーズがどのようなバスケットボールを見せるのか。
今季は、その答えを一試合ずつ確かめていくシーズンになりそうだ。
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