【要約】「チーズはどこへ消えた?」変化を楽しもう(転職話)

チーズはどこへ消えた? Book
ShoHaru
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こんにちは!やっぱり「です」「ます」調の文章が好みなShoHaru(@Kobeshima8)です。

「チーズはどこへ消えた?」

変わりたいと思いながらも、現状に満足している、居心地がいいと感じている人は多いかもしれません。

しかし、現状の状態を知らないまま現状にとどまることには危険がありますし、新しい発見がないかもしれません。

その理由を5点のポイントで説明していきましょう。

僕は3回転職していますが、その実体験を基にして説明するので納得感のある内容になっているはずです。

転職に悩んでいる人にも前向きになれる話を書いていますので、是非最後まで読んでみてください。

👇この記事で書いてある内容

評価
この本を読んで得られること
こんな人におすすめ
こんな人にはおすすめしない

5つのポイントを要約
まとめ

評価

/5(☆☆☆)

読み手によって大きく評価が分かれる本です。

陳腐なストーリーとして笑う人がいるかもしれないし、新しい発見があったと言う人がいるかもしれません。

二匹のネズミと二人の小人のストーリーをどう捉えるかでこの本から得られることは変わります。

本書の要約と僕の実体験を比較しながらまとめて説明していきます。

得られること

・現状維持バイアスの危険性
・変化することが必要な理由

こんな人におすすめ

・現状に満足している人
・見えない恐怖に怯えている人
・生活がマンネリ気味な人

こんな人にはおすすめしない

・変化にワクワクする人

5つのポイント

本書は、前述した通り二匹のネズミと二人(ヘムとホー)の小人のストーリーがメインとなっています。

この二匹のネズミと二人の小人は迷路でチーズを探し回りチーズを見つけるところから話がはじまります。

そんなストーリーから得た教訓をかつて高校のクラスメートだった人々で話し合うという構成です。

とても構成としてはシンプルで、ストーリーもそれほど長くありません。

それなのに考えさせられる内容です。

二人の小人に焦点をあてて教訓を5つ説明していきます。

チーズを手に入れれば幸せになれる


二人の小人

チーズを見つけた二人の小人は、迷路で見つけたチーズの場所に通うのが日課になります。

チーズがどこからくるのか、誰が置いているのは分かりませんが、毎日そこにいけばチーズがあるので、やがて自分たちのものだ・・・・・・・・と思うようになります。

僕が新卒で入社した企業は割と若い企業でそれなりに伸び盛りでした。

仕事はどこからでも来ましたし、ずいぶんと長い間その企業には居続けました。

そして、自分では気がつかない内にその企業があるのは当たり前で、家に帰るように出社しているのではないかと錯覚することもありました。

当時、ずっとその企業にいることで現状維持ができて幸せになれるという感覚はあったかもしれません。

❷自分のチーズを大事であればあるほどそれにしがみつきたがる


二人の小人

ある朝二人の小人がチーズのある場所にきてみると、なんとチーズがありません。

二人の小人は信じられない、こんなことがあってはならないと怒り、意気消沈します。

しかし、次第にホーは新しいチーズを見つけた方がいいと考えるようになりますが、ヘムは無くなったチーズに固執して、その場を離れようとはしません。

今までチーズがあったのだから、ここにはまだあるはずだし、新しい場所にチーズを探しに行くのは危険が高いと考えます。

僕は長い間1つ目の企業で働いてきましたが、不思議としがみつきたいといった感情はありませんでした。(ただの危機感の無さだと思います)

もちろん、これまで1つ目の企業でやってきたことやノウハウが無くなってしまうことはもったいないのではと思うことはありました。

しかし、転職にはネガティブな要素もありましたが、それ以上に世界中に数多くの企業がある中で生涯1つの企業の中で働くだけでいいのかという想いが強くなり転職活動をして転職しました。

転職して感じたのは、本当に企業には文化があり、全然違った雰囲気であるということでした。

入社後、2つ目の企業は大きく下降線を辿ってしまいます。

下降線を辿りそうな気配はありましたが、せっかく受かった企業だったのでそのまま入社したという点が、僕のしがみついたところです。

❸常にチーズの匂いをかいでみることそうすれば古くなったのに気がつく


二人の小人

ホーはこのままでいたら事態は悪化すると考えますが、新しい場所を探すという恐怖に怯えてしまいます。

しかし、ホーは少しずつ迷路の中を進み新しいチーズを探しはじめます。

思い返してみると、あの場所にあったチーズは急になくなったのではなく、どんどん少なくなり、古くなっていっていたのです。

何が起きているのか注意してみていなかったということです。

実は2つ目の企業に入社した時に、1つ目の企業との文化の差があり過ぎて、少し戸惑いながらもはじめは面白さもありました。

しかし、下降線を辿っていることをあまり気にせず、目の前の仕事に忙殺されていました。

チーズとは違って結果的に2つ目の企業は無くなりませんでしたが、次第に期待していた待遇とは違ったものになっていきました。

❹古いチーズを早くあきらめればそれだけ早く新しいチーズを楽しむことができる


迷路でチーズを探す恐怖と戦いながらも、ホーは新しい迷路に踏み出した時には興奮していました。

そして、ホーはどうして変化は何か悪いことをもたらすなどと思っていたのか不思議に思えてきます。

変化はもっといいものをもたらしてくれるものであるのに。

やがて、ホーはあの場所にあったチーズとは違った種類の新しいチーズを少しだけ見つけます。

なかなか2つ目の企業をあきらめられず、数年働いていました。

1つ目の企業の時は自分の思いで転職しましたが、今回は外的な要因が大きかったため、今転職活動してもいい企業が見つかるのかという怖さがあったのを覚えています。
(この外的な要因というのも結局僕がチーズの匂いをかいでいなかったことが原因)

紹介で3つ目の企業が見つかり、初めての外資系ということもあり戦々恐々としていました。

しかし、それは僕の作り上げた想像の世界でしかなく、実際働いてみるとこんな働き方があったのか!と感動し、非常に楽しかったです。

❺チーズと一緒に前進しよう


ヘムのもとに戻って、新しいチーズ差し出しましたが、あのチーズがいいと言って受け取りません。

一方、ホーはこれまでの行動から自分を幸せにしてくれるのは、チーズを手に入れることだけではないと悟りました。

恐怖に怯えているのではなく、新しい方向に進んだことで活力がでてきたのです。

心の中で作り上げている恐怖は、現実よりずっとひどいものなのです。

つねに変化が起きるのは自然なこと。

ホーは、考えが変わると行動が変わることを学びました。

3つ目の企業に転職して一番によかったのは、企業で働けるということや給与を得られるということではなく(チーズを手に入れること)、新しい考え方に触ることで自分に新しい考え方が生まれるということでした。

4つ目の企業は完全に職種の転換でしたが、昔のような恐怖感はなかったです。

ホーと同じく新しい方向に進むことで活力でましたし、自分の考え方と行動が変わっていると感じました。

今では、新しい仕事に毎日大変さを感じながらも、こんな仕事もあったのか!!と自分の世界の狭さを少しだけ破れたような気がして楽しいです。

まとめ

今回、「チーズはどこへ消えた?」を僕の転職遍歴に合わせて解説してみましたが、プライベートの家族との関係や友人との関係にも、本書の教訓は活きると思います。

あくまで、転職することが正しいと主張したいのではありません。

一企業の中で役割が変わることもあるでしょうし、変化を受け入れて働くこともあると思います。

家族の中でもそうだと思います。

だからこそ、その変化を受け入れて行動していくことが大切なんだと感じています。

ちょっとした余談ですが、二匹のねずみは見つけたチーズが無くなってしまった後、二人の小人とは対照的に、すぐに新しいチーズを探しにいきます。
これは何を意味しているでしょうか??

是非、「チーズはどこへ消えた?」を読んで、新しい変化を楽しめるように考えを取り入れてみてください。

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