【あらすじ】ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(名言から感じた感想)

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー Book

こんにちは!本は自分の世界を広げてくれると思っているShoHaru(@Kobeshima8)です。

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
著者:ブレイディみかこ

タイトルからしてどんな本か気になりますよね?

読書感想文にもよく読まれる著書。

この記事を読むと著書の内容が分かるように名言を基にあらすじを要約しながら説明していきます。

色々な名言の中から選りすぐりで選んでいます!

「僕はイエローでホワイトで、ちょっとブルー」の名言とあらすじが知りたい人は是非読み進めてみてください。

是非この記事を最後まで読んで名言とあらすじに触れて「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」を読むきっかけにしてもらえたら嬉しいです。

Yahoo!ニュース|本屋大賞ノンフィクション本大賞2019受賞作

👇この記事で書いてある内容

評価
この本を読んで得られること
この本を読むのにおすすめな人
この本を読むのにおすすめしない人

名言から感じた感想とあらすじ
まとめ

評価

5/5(☆☆☆☆☆)

英国で暮らす作者と息子の中学校生活の1年半が書かれたノンフィクション作品です。

diversity&inclusion

本書を読んで僕の中で浮かんだテーマはこれです。

そして、たくさん心に刺さる名言もあります。

そんな本を名言とともに、あらすじでご紹介していきます。

多様性というテーマであれば、毛色は違えど「流浪の月」の記事もおすすめです。

得られること

・diversity(多様性)
・inclusion(包括)

おすすめな人

・日本以外の考え方を知りたい人
・子供を持つ人

おすすめしない人

・特になし

名言から感じた感想とあらすじ

ノンフィクションでありながら、英国での中学生の日常を通したストーリーとなっていて楽しく読み進めることができます。

ここからは僕が名言と思った本書の中での言葉を5つ、あらすじと一緒に紹介していきます。

名言1

頭が悪いってことと無知ってことは違うから。知らないことは、知るときが来れば、その人は無知ではなくなる

「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」より

両親がハンガリーからの移民である同級生のダニエル。

差別的な発言が多かったのダニエルですが、ある時に黒人の子に移民に関する差別発言したことがありました。

息子がその発言に対して「ダニエルはバカなの?」という疑問を持ち、著者が言った言葉です。

両親を移民に持つダニエルは、自分で言っている言葉の意味がどこまで影響があるか理解していないということでしょう。

誰か大人が言っていることを真似してダニエルは同じような発言をしているだけなのです。

言っていることの本当の意味を知ることができれば、差別的は発言は無くなるといった意味だと思います。

誰しも世界の全てを知っている訳ではありませんし、知っている自分の世界だけが全てだと思うことは無知であるということなのでしょう。

人には誰しも未知であるものは怖いというバイアスがあります。

これが差別を生んでいるということなのだと思います。

つまり、自分の世界から一歩踏み出して、物事を知ることは、差別を無くすための一歩であるということです。

まだ一つ目ですが、みなさんは名言だと思いますか?

名言2

どの差別がいけない、っていう前に、人を傷つけることはどんなこともよくない

「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」より

著者がまだ学校に通っていたころ、担任の先生がとった行動に対して著者が言った言葉です。

著者の教室で喧嘩が発生し、ある生徒が、別の生徒のことバカにしたのですが、バカにされた生徒はくやしくて、バカにした生徒に対して「差別されているコミュニティの住人のくせに」と言い返します。

そして殴り合いにまで発展してしまうのですが、その時に担任の先生は喧嘩両成敗にしたのです。

ただ、実は担任の先生は「差別されているコミュニティの住人」と大変な苦労をして結婚していたのです。

そんな 「差別されているコミュニティの住人」 をバカにされたわけですから、先生は差別をした生徒を叱ってもよさそうですが、その先生は違いました。

『暴力は言葉でもふるえるんです。2人とも、殴られるよりそっちのほうが痛かったでしょう』

担任の先生が言った言葉ですが(これも名言にしたい)、先生が喧嘩両成敗にした理由はここにあると思います。

言葉の通りですが、差別をする以前に、人が人を傷つけることは、どんな人同士でもやってはいけないことだということを人は分かっているようで忘れてしまっているのです。

名言3

友達だから。君は僕の友達だからだよ

「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」より

息子の同級生のティムの家庭はフリー・ミール制度を利用しています。

フリー・ミール制度とは簡単に言うと、低所得者家庭向けに公立学校での給食や学食が無料になる制度です。

そんなティムは制服を1つしか持っておらず、あちこち擦れて透けてみえるほどの状態でした。

著者は制服のリサイクルを行うボランティアを行っていたため、息子がティムに制服を渡したいという話をしたのですが、息子はどう渡したらいいのか困っていました。

いきなり制服を渡すという事は、ティムに恥をかかせて傷つけてしまう可能性もあるからです。

著者がとりあえずティムを家に連れておいでと言いましたが実はノーアイデア。

ティムが来て普通に家で遊んでいたのですが渡せず、帰ろうとしたときに息子はティムに制服を渡します。

「どうして僕にくれるの?」

と言ったティムに返した言葉が先ほどの名言です。

大人は色々と逡巡して言葉が出てこない時がありますが、子供のこういった言葉はストレートに刺さります。

「友達だから」

人に善意をするときに、これ以上に必要なものはないですよね。

名言4

PM2.5が飛んでいることより、日本経済が中国に抜かれることより、自分が生まれた国の人が言った言葉を息子に訳してあげられないことのほうが、わたしにはよっぽど悲しかった

「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」より

著者のブレイディみかこさんは福岡県出身で、帰省するために息子と帰国していたときの話です。

実家の近くの日本料理店で食事をしていた際に、近くに座っていたスーツ姿の中年男性から息子が日本語を話せないことは親のせいだということや、息子をバカにしたような発言をされました。

しまいには中国の民族性までバカにする始末でした。

酔っていたとはいえ、(これはノンフィクションなので)日本にはこういったことがあるのだなと僕は読みながら残念な気持ちになりました。

しかし、生まれ育った日本の地で、日本人から言われた言葉を息子に伝えてあげられない寂しさや悲しさは、ブレイディみかこさんにとって僕の感じた比にはならないことでしょう。

名言の枠ではないかもしれませんが、この言葉の意味するところは日本の縮図を表していて、大きな意味を持っていると考えさせられました。

名言5

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー

「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」より

タイトルとなっているこの言葉。

息子が元底辺中学校に通い始めてから少し経ったとき、著者が息子のノートで見つけた言葉です。

それがそのままタイトルにされています。

ここまで読んでいただければもうお分かりかもしれませんが、イエロー=日本人、ホワイト=英国人です。

ブルーにはどんな意味があるかは是非本書を読んでいただきたいです。

そして、本書の最後にはもう一つの色が出てきます。

まとめ

非常に興味深く読み進めることのできる本です。

更に、ロックでパンクな文体(言い過ぎ?)のおかげで軽快に読めます。

名言とあらすじは伝わりましたでしょうか?

ジェンダー、LGBTQ、格差、等々世界で言われていることを、英国の中学生生活を通して話されています。

ご紹介した名言以外にも、読み手によって名言と思える言葉はそれぞれあると思います。

そんな自分だけの名言を見つけてみてください。

それから、先ほどご紹介したもう一つの色、というのは今の世界で大切な色の一つです。

是非、「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」を読んで、今とこれからの世界を考えてみてください。

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