NBA西決第3戦:サンダーがベンチ得点76でスパーズ撃破、シリーズ2-1へ――マケイン24点&カルーソ躍動で「控えがMVP級」記録更新

サンダーの“ベンチ力”が西決を動かす レイカーズが学ぶべき勝ち筋とは

導入

西決第3戦で最も目立ったのは、スターではなくベンチでした。オクラホマシティ・サンダーは控え選手だけで76得点を記録し、スパーズを123-108で撃破。レイカーズファンとして見ても、この勝ち方は今のNBAを考えるうえで非常に示唆に富んでいます。

試合の概要

サンダーは西カンファレンス決勝第3戦でスパーズに123-108で勝利し、シリーズを2勝1敗としました。この試合は序盤から一方的ではなく、サンダーは開始3分足らずで0-15と大きく出遅れています。それでも流れを変えたのはベンチ陣でした。

控え選手の得点は76点。これは1984年にNBAが現行に近い16チーム制プレーオフ形式となって以降、カンファレンス決勝の1試合におけるベンチ得点として最多です。ちなみに従来の記録は1985年のレイカーズによる69点。サンダーはスターター3人の合計得点がわずか7点という苦しい内容でも、層の厚さで試合をひっくり返しました。

ポイント整理

・ベンチ得点76-23の圧勝
サンダーの控えはスパーズのベンチを53点も上回りました。プレーオフではスター勝負になりがちですが、この試合は完全にセカンドユニットが決定打でした。

・ジャレッド・マケインが24得点
途中加入のマケインがプレーオフ自己最多の24得点。勢いを失いかけた場面で自信を持って得点し、試合の流れを引き戻しました。

・ジェイリン・ウィリアムズが外から支える
ジェイレン・ウィリアムズがハムストリングの問題で欠場する中、ジェイリン・ウィリアムズが3ポイント5本成功で18得点。代役以上の働きでした。

・アレックス・カルーソの存在感
カルーソは15得点。このシリーズ3試合で計63得点は自身最高の3試合スパンとのこと。攻守両面で勝敗に直結する仕事を続けています。

・立ち上がりの15点ビハインドを即修正
サンダーは最悪の入り方をしましたが、早めのベンチ投入で試合を立て直しました。指揮官マーク・デイグノートの判断も光ったポイントです。

レイカーズ視点の考察

レイカーズファンの目線でこの試合を見ると、最も大きなテーマは「層の厚さはプレーオフでどこまで武器になるか」です。サンダーはシェイ・ギルジャス・アレクサンダーとチェット・ホルムグレンが軸であることは間違いありませんが、この日はスターターの得点が伸びなくても勝ち切りました。これは優勝を狙うチームにとって理想形です。

一方でレイカーズは、ここ数年ずっと主力依存の色が濃い戦い方をしてきました。もちろんレブロンとAD、あるいはその時々の主力が健康で高水準なら十分戦えます。ただ、長いプレーオフでは必ず停滞する時間があり、そのときに試合をつなぐベンチの火力と守備強度が不可欠です。

特に注目したいのは、サンダーのベンチがただ点を取っただけでなく、テンポと守備の圧力まで変えた点です。レイカーズも来季以降を見据えるなら、名前のあるベテランを集めるだけでなく、走れて守れて役割を理解するローテーション要員をどれだけ揃えられるかが重要になります。プレーオフはスターの舞台ですが、勝敗を分けるのは往々にして8人目、9人目の質です。

注目選手

アレックス・カルーソ

レイカーズファンにはおなじみの存在ですが、このシリーズで改めて価値を証明しています。守備職人という枠を超え、得点面でも試合を動かせるのが今のカルーソ。大舞台で信頼される理由が詰まっています。

ジャレッド・マケイン

途中加入ながら24得点のインパクトは絶大でした。プレッシャーのかかる西決で迷わず打てるメンタルは大きな武器。ベンチスコアラーの理想像に近い働きだったと言えます。

ジェイリン・ウィリアムズ

主力の不在を感じさせない18得点。3ポイント5本成功でスペーシングを広げ、攻撃の停滞を防ぎました。こうした“穴を埋める力”は、優勝候補に欠かせません。

まとめ

サンダーの第3戦勝利は、スターの爆発ではなく総合力でつかんだ1勝でした。ベンチ得点76という記録級の数字はもちろん、苦しい立ち上がりを修正して勝ち切った点が非常に強い。レイカーズにとっても、優勝争いに必要なのはスター力だけではなく、ローテーション全体の完成度だと再認識させられる試合でした。

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