多動力(ShoHaruの評価と感想)

Book

早速評価からいきましょう!

評価:4/5(☆☆☆☆☆)

1点マイナスは、凄すぎて自分にはできないと思ったから。

それぐらいに多動

1日や1週間のスケジュールが多彩。
当たり前だけど、一般的な会社員の忙しさと内容が全然違う。
業界、内容に全く垣根がなく、この人は何やってるのかと読んでいて感じる。

ただ、本書は4年ほど前に発売されたものにも関わらず、中身は色あせていない。

DXが叫ばれているが、それはどこかの業界を限定した言い方ではなく、多くの産業で必要なこと。
それが上手く進まないのは、日本に根付いている垂直統合型の意識が強いせいがあるのではないかと考えてしまう。

インターネットの出現は各業界の壁が溶けて水平分業型モデルになっていると書いてあるけど、正にその通りだと思う。

各業界がインターネットを基盤として手を組み、価値を高めていく時代になっている。
車×自動運転が良い例だと思う。(なぜインターネットが必要かは調べてみてほしい)

インターネットは今やインフラだが、水道、電気といったいわゆるこれまでの公共インフラとは少し違うと僕は思っている。
得られるものが「情報」という、人が判断をしたり知識の大元となるものだからだ。

話を戻すと多動力はそんな各業界の壁が溶けた今の時代に必要な能力であるということ。
業界の垣根がなくなるということは、人も業界を横断しなくてはならない。
肩書が1つでは、この先自分の市場価値は高まらないどころか、次第にホワイトカラー化して市場価値は低下していってしまう。
そのために必要なのが多動力ということだ。

そんな多動力を身に着けるために一番必要なのが「感情」。

3歳児は本当に興味が色々変わり、恥ずかしさもなく色々質問をしてきたり、ぶつぶつずっと何かを言っていたりする。

大人になるとこれが難しく、他人からどう見られているかが気になり恥ずかしいといった「感情」で動けなくなる。
まさに僕も思い当たるふしがいっぱいある。

動いている人を動いていない人が非難したりしてるような場合もあり、それは逆に恥ずかしいことで、できないことを考えて行動しないよりも、できることを、できるように考えて行動することが重要なんだ。
・・・と思っていたが、そもそもそこが違う。

考えるよりも前に行動することが大切ということ。
それが多動力を身に着けられる一番早い方法ということだ。

少し話を変えると、本書を読もうと思ったきっかけは、Youtubeで堀江氏の対談動画やNewsPicksの企画動画をみていて、持っていたイメージと大きく違っていたからだ。

それまでは、短気で物事をバシバシと切っていくイメージだったが、動画を見る度に非常に人間味のあると人だと感じるようになった。

FIREについて、それを目的にしてもつまらないし豊かに生きることが大事だと言っていたり、大事にしていることは何かという考え方に改めて気付かせてもらった。

おそらく本書は堀江さんが喋った内容を文字に起こしたかたちの書籍だと思う。

そのため、非常に読みやすくて1時間程度で読める内容になっているので、是非読んでみてください。

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