目覚めが悪いのは、嫌いなことをやっているから
いきなりこう書くと反発もあるだろうが、一利あるなと思う。
人生の楽しみで睡眠以上のものを見つけられていないからだ。
逆に言うと、
目覚めが良いのは、好きなことができているから
ということになる。
確かに、楽しみにしていたイベントがあると、眠いなとは思いながらもすぐに起きるという行動に移して、そのイベントに向かうことができる。
本の中でも書かれているように、子供の頃の遠足は楽しみで前夜に中々眠れなくても、朝は起きることができていた。
だから、目覚めというのは、目覚めた瞬間ではなくそのあと1日や1週間が自分にとってどういう意味を持っているかが重要になってくる。
ただ、いきなり好きなことをやれと言ってもできないだろうから、まずは以下の3つを実践し、1日の習慣から変えてみることがおすすめだ。
目が覚めたことに感謝する
起きている間によく考えてよく動く
寝る前に学習して、朝起きたら復習する
目が覚めたことに感謝する
これはすごく大切にしている。
日常が忙しいからこそ、日々に感謝する必要がある。
ただ、忙しい日常だから忘れてしまうこともあるだろう。
だからこそ、まず目が覚めたことに感謝するのを日常に組み込めば、日々の大切さを忘れずに1日を過ごすことができる。
起きている間によく考えてよく動く
よく考えてよく動くことでぐっすりと眠ることができて、朝の目覚めもよくなるということ。
ただ、在宅勤務をしている人も増えているなか、よく考えるはできていても、よく動くがなかなかできない人も多いのではないだろうか。
そんな時におすすめなのが、朝日を浴びながらのストレッチと、夕方の散歩が良いと思う。
実際、僕も在宅勤務が増えて、意識して運動の機会を作らないと動かない日々なので、朝日を浴びながらストレッチをすることで、日光を浴びること、身体を動かすことの両方ができて脳が活性化されるし、夕方頭が疲れた時も散歩をすることで、リフレッシュすることができる。
寝る前に学習して、朝起きたら復習する
これは、記憶の長期定着に効果があることが研究で証明されている。
記憶に残りやすくなることで、物事や学習することが好きな事として定着し、好きなことができているということに繋がってくる。
学習だけではなく、夜と朝に同じルーティーンを行うことで、身体が覚えてくれるので3日坊主を防ぐことにも繋がるのではないだろうか。
全体的な感想
朝の時間を大事にすることの重要性を感じながらも、朝に詰め込まれすぎていて、そんなにうまくいく?という感想だった。
だからそのために、まず朝いかに目覚めよく起きられるかということが重要になってくるので、前述した3つを実践することで、朝の目覚めを少しでもよくし、一日の過ごし方に繋げていってみたらどうだろうか。
他に面白かったのが、
・朝乗る時間帯の電車に乗っている人が、自分と同じレベルの人であるということ
・朝の相手を愛せないなら、その人とは結婚しないほうがいいということ
・旅先では、朝5時台に散歩してみるということ
筆者や周囲の人々から考察した内容やアイデアが色々と詰まっている本ではあるので、読んでいくつか自分にあったものを取り入れてみるのはおすすめです。
コメント