スタンフォードの心理学講義 人生がうまくいくシンプルなルール(うまくいく心理を学べるShoHaruの評価と感想)

Book

こんにちは!心理学を勉強したい

ShoHaru(@Kobeshima8)です。

スタンフォードの心理学講義 人生がうまくいくシンプルなルール

「人生」という文字がタイトルに入っていますが、仕事や人間関係がうまくいくための心理が書かれています

投資の勉強を始めてから、経済学と心理学を勉強したくて関連する本を読んでいます。

あくまで僕の仮説ですが、経済の仕組みを学ぶ経済学と、人の気持ちや行動につながる心理学が投資と密接に関わっているのではないかと考えているからです。

そのために分かり易そうな心理学の本として手に取った本です。

👇この記事で書いてある内容

評価
この本を読んで得られること
この本を読むのにおすすめな人
この本を読むのにおすすめしない人

感想
まとめ

評価

5/5(☆☆☆☆☆)

仕事や人間関係で悩んでいる人にとって、自分の心理(考え方)を変えることでうまくいく、というのがざっくりした内容です。
ここまでだとありきたりに聞こえますが、講義とタイトルでうたっているとおりレッスン形式となっており、科学的なデータに基づいて講義で説明しているルールがうまくいくように具体的な行動にまで落とし込んで書かれています。

得られること

・成功を引き寄せるマインド
・モチベーションの高め方
・マイナスの感情・状況への対処の仕方
・ストレスとの向き合い方

おすすめな人

・これから投資を始めようと考えている人
・自分の投資方法に自信が持てない人

おすすめしない人

・人生で悩みや困りごとがない人
・専門的な心理学用語が出てくる本を読みたい人

感想

起こったことや考えていることの捉え方を変えることが大切であると「スタンフォードの心理学講義 人生がうまくいくシンプルなルール」を読んで感じました。

その中でも、興味を持って読んだのは以下の4つです。

興味深い4つの心理学

  • 成長型マインドセット
  • やる気をどう出すか
  • マイナスの感情・状況への対処
  • ストレスを力に変える

成長型マインドセット

スタンフォード大学の学生が成功する「成長型マインドセット」という秘訣があります。

「成長型マインドセット」とは、自分自身に挑戦することでしか潜在的な能力を発揮できないという考え方です。

失敗に前向きであり、失敗をしてもそれは力不足なのではなく、それを糧に成長するために前を向く必要があるということです。

確かに僕も失敗をした時には落ち込みますし、自分にはできないのではないかと思うこともありますが、その考え方を変えていくのは大切ですね。

困難な場面でも能力不足と思わずに成長するチャンスであると考えて学習する姿勢が大切なんだなと思います。

やる気をどうだすか

心理学の世界では、やる気は「ある」「ない」という類のものではなく、人は常に強い意欲・やる気をもっています。

確かにこれを読んだときに、やる気ってなんだろう?とふと考えてしまいました。

自分の中での結論として、確かにやる気って自分で言っているだけで、存在しているわけではないんだと気づきました。(本に影響されやすい)

ですので、やる気がないなぁっと思ったら、まずはやる気はなくってしまうことはない、と考えてみてください

そして、やる気がない状態というのは、やる気を満足させる「具体的な方法が見つけれられないだけ」だということです。

やる気がないのが問題ではなく、「満足させる方法を見つけることが大事だ」と考えれば、本当の問題に取り組むことができるようになります。

そのための方法の一つが「ジョブ・クラフティング」という手法です。
「ジョブ・クラフティング」とは「やらされている感覚のある仕事や物事」を「やりがいのある仕事」に変えていく手法です。

これは、やっていることに対して「なぜやっているのか」という根本の目的を忘れずに行うことが大事だなと思いました。

僕もやらされている仕事は面白くないので、今のタスクの裏にある目的を忘れないように仕事をするようにしています。

例えばちょっとした雑用的な作業で面倒だなと思いながらやるとやる気は失われてしまいますが、実は組織や自分にとって大きな目的を成し遂げるための一つであると考えれば、マインドセットが変わりますよね。

マイナスの感情・状況への対処

マイナスなことの一つとして「自信がない」ということがあると思います。

自信がないことから不安や焦りにつながり、うまくいかずに失敗してしまうということがあるかと思いますが、そんなときに助けになる対処法です。

自身がないのは普通のことで、成功の助けになることとして受け入れられれば、周囲の人は「その人が自信に満ちて、できる人だな思う」ことが、研究で明らかになっています。

よく、自信がなくても自信を持っているようなふりをしていたら、自信を持つほうに近づいていったという話を聞きますが、そういった人は前提として自信のなさを受け入れられているからうまくいっているのだと思います。

また、自信がないということの裏側には「ほかの人にいい風に見せたい」「この内容で説得したい」といった周りからの評価を気にし過ぎている面もありますよね。

そんなときに役立つのは、やる気を出すときと同じように目的を考え、なぜ大切なのかを考えることで、外向きな影響に変わり、自信を持てるようになれると思います。

僕は、あまり自信を持てる人間ではないので、この考え方は持つようにしています。

ストレスを力に変える

何かと悪者にされていることが多いストレスですが、実はいい面もあります。

研究によると、「ストレスを多く感じる」と「ストレスは体に悪いもの」が合わさった考えをもっている人にとってストレスが有害になることが分かっており、「ストレスを多く感じる」と「ストレスにはメリットがある」と考えている人はストレスがない人よりも健康的で、幸せで、仕事でもいい結果を収めているそうです。

僕もプレゼンの前にどきどきしたりして一種のストレスだと考えていますが、そこでのストレスは集中力を高めてくれていて、いい面で効果があると考えることでストレスが成長を後押ししてくれていると思えるわけですね。

ストレスは、自分がその事を大切にしているから表れるサインだと考えることで、ストレスとの付き合い方を変えることができるということです。

まとめ

ここまでにご紹介したのは、僕が特に興味を持った著書の中のほんの一部です。

著書では講義(レッスン)を25個に分けて、それぞれルールとルールに紐づく具体的な行動が書かれています。

読む人によって興味を持ったり、ためになる内容はそれぞれだと思います。

仕事や人間関係で不安や悩みのある人には気持ちが楽になり物事に対する見方を変えるきっかけになりますし、心理学的な考え方に興味のある人は実際の研究に基づいた理論なので面白いと思いますので、是非読んでみてください。

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